朱淵山。渓流を隔てて板堰村に向かい合っています。南宋淳熙七年(1180)の時、著名理学家朱熹が仙都で講習したことがあって、暇な時はよくここで散策して、淵でボートを漕ぎ、山で休憩したことがあるので、後人はこの淵を朱淵と命名し、淵の傍らにある山を朱淵山に命名しました。淵周りの堤防は卵円形の石で敷かれて、柳がゆらゆら揺れて、長橋が淵を跨っています。ここでウェディング写真を撮る恋人が多くて、鼎湖峰に天長地久の愛情を見守ってくれる意味があるから、ここの堤防が仙堤とも呼ばれています。堤防には峰望亭があって、鼎湖峰の倒影を撮る最良の位置で、有名な写真家呉品禾先生が国際撮影大賞を貰った作品『仙境』がここで撮ったのです。